ヘラクレスオオカブト幼虫のエサ交換
飼育容器にフンが目立ってきたのでマットを交換しました。 どれも大きく育っていて「さすがヘラクレス!」といえるサイズです。 この時期にこれくらい大きければ最終的には相当な大きさになるはずで楽しみです。 恥ずかしい話ですが、実をいうとヘラクレス幼虫に関しては♂♀の区別がわかりません。...
View Articleオニヤンマの立体標本
まずはボヤキから・・・ このところ悪天候続きで休みのたびに雨が降り、昆虫採集にも行かれませんでした。 雨が降らない休日にはヤボ用が入ってしまい、やはり採集には行かれません。 先日、久しぶりに天気のいい日だったので近くの山に行ってみましたが、な~んにもいませんでした。 おまけにパソコンの調子が悪くなり、修理に出していたのでブログの更新もできませんでした。...
View Articleルリクワガタ採集
いい感じの立ち枯れはそこそこありますが、産卵マークの付いたものがなかなか見つからずやっと見つけた立ち枯れです。 この場所には何回も通っていますがルリクワガタはまだ数頭しか得ていません。 「これだけ産卵マークがあれば絶対いるはず!」と表面を慎重に削っていきますが食痕のわりにはさっぱり見つかりません。 やっと見つけたタダルリの♀。...
View Articleコルリクワガタを採集
目的のタダルリがさっぱりだったので、憂さ晴らしではないですが確実に採れるコルリを探すことにしました。 ここでのコルリはたくさん採っているので、もう採る必要もないのに「メッチャきれいな奴がいないかナ」なんて思いながらいつものパターンで朽木を探しました。 材を裏返して産卵マークを確認し、表面を少し削ると緑色の♂がいました。...
View Article大井川に行ってきました
台風で大水が出たので流木がたくさん打ち上げられています。 朽ちたヤナギの倒木があったのでクワを入れてみました。 湿り気の多い材でしたが、コクワガタの成虫や幼虫がたくさん見つかりました。 キノコがたくさん生えている材を見つけ「こんなのには面白いのが入っているかもしれない」とひっくり返すと・・・ 産卵マークがたくさんついています。...
View Articleヒラタ幼虫のいる材を見つけました
砂や流木に埋もれていた材が大水で洗われて半分くらいが露出していました。 試しに少し削ってみるといい感じに朽ちていて、クワガタ幼虫の食痕があります。 最初の一撃でボロボロ幼虫が現れました。 埋もれた部分が見えるように砂を掘っていくと・・・ こんなになっていました。 「こりゃ絶対にいるゾ!」 慎重に材を削っていくと、次々にヒラタらしき幼虫が出てきます。...
View Article出た! バカデカ幼虫!
産卵マークのたくさん付いた材を見つけました。半分砂に埋もれているので期待が持てそうです。 ひっくり返すようにして砂から出すと、材のあった窪みにはカブトムシ幼虫の姿が何頭か見られました。 材にクワを打ち込み思い切りはがすと・・・いました! あきらかにヒラタと思われるサイズの幼虫が出ました。 材を崩しながら何頭か大きな幼虫を取り込んでいくと、固い芯部分が残りました。...
View ArticleKさんとクワガタ幼虫を採りに行きました
昆虫館によく来てくださるKさんが「クワガタ幼虫の採り方を覚えたい」というので、いつもの場所で一緒に採集することになりました。 9時半ころに現地に着き、流木の集まっている所で産卵マークや幼虫の食痕、朽木の状態などを説明しながらよさそうな材を探します。 「こんなのがいいですよ」とKさんに割ってもらうと・・・ 出てきたのはコクワ幼虫みたいですが、わりと大きな幼虫だったので大喜びです。...
View Articleヒラタ幼虫だと思うんですが・・・
たくさん積もった流木の中から湿った材を引きずり出して割ってみると・・・ いかにもヒラタらしき面構えの大きな幼虫が出ました。 黒くて泥のようになった食べ痕をそっと削って行くと・・・ また出ました。 「この木にいるのは間違いなくヒラタに違いない!」と表皮に近い部分を割ってみると・・・ ヒラタ成虫♀がいました! 「もう絶対にヒラタの材だ!」と喜んで出てきた幼虫は小さなものまでせっせと取り込みました。...
View Article材割りで見つけた甲虫
いちばん多く見られるのがゴミムシダマシのなかまで、木の隙間などにたくさん集まっています。 今回はナガニジゴミムシダマシがよく出ました。 ゴミムシのなかまもよく見られます。これはスジアオゴミムシです。 これはアトボシアオゴミムシ。今回はこの他にもヨツボシゴミムシやナガゴミムシ類が見つかりました。
View Articleまたまた大井川で材割り採集
大井川河川敷は車で下りることのできる場所が少なく、今回の場所はこれまで調査したことのなかった所です。 まだ草が生い茂っているので中に入るのがたいへんでした。 地面に接した太い流木がありました。 ひっくり返すと、いい感じに朽ちています。 出てきたのは越冬中のアオゴミムシとヨツボシゴミムシだけでした。どうやらこの木は針葉樹だったみたいです。 少し歩いて別な場所を探してみます。...
View Articleヒラタのいそうな切り株がありました
見た感じは何もいそうにない細い切り株でしたが調べてみました。 根元部分にクワを入れてみるとコクワらしき幼虫が出ました。 さらに削っていくと、こんどは大きなコクワ成虫がいました。 あとで測ると47mmありました。 砂に埋もれた根っこ部分を掘っていくと・・・ いました! ヒラタらしき大きな幼虫です。 この根っこ部分はそれほど太くありませんでしたが、慎重に削っていくと・・・ いた!...
View Articleハケゲアリノスハネカクシ
20年ほど前に表富士で採集したハケゲアリノスハネカクシです。大型種で独特な形状のうえに腹部には金色の飾りみたいな毛の束まで備えているたいへんおしゃれなハネカクシです。 当時はカミキリムシに熱を上げていた時期で、ヤマシャクヤクに集まるフタスジカタビロハナカミキリを狙って表富士に行き、ほとんど成果のないままに帰ろうとしたとき枯れ木に止まっていた本種を見つけたものです。...
View Articleこんな日もあります・・・トホホ
先日いい思いをしたので「ヒラタ幼虫はヤナギの枯れ木の根っこにいる」とばかりに勇んで出かけました。 しかし、そうそう上手い具合に見つかるはずもなく、あっても何もいません。 ならばと河原に下りて大水で洗われた部分を探してみましたが、先日のような木はありません。 河原をどのくらい歩いたのかわかりませんが、気が付けば何も採れないままお昼過ぎになっていました。...
View Articleヒゲブトアリノスハネカクシ
このところ天候に恵まれず、採集に行けずにいます。 先に掲載しましたハケゲアリノスハネカクシの続き・・・という訳ではありませんが困ったときの標本紹介です。 この個体も表富士でアリヅカムシ調査の際にみつけたもので私的には好きな形をしています。 ついでに同じころに採集したモンクロアリノスハネカクシも紹介します。...
View Articleニジイロクワガタの羽化
朝、9時半頃にニジイロクワガタの蛹を見ると羽化が始まっていました。 見た目が悪いので羽化失敗かナと思いましたが、時間を追って徐々にそれらしい形になっていきました。 1時間ほど経過すると、前翅が伸びてきました。 さらに1時間ほどすると、足がすべて脱皮して後翅も伸びてきました。 午前中にほぼ脱皮が終了して、あとはこのポーズのままじっとしています。...
View Articleニジイロクワガタの羽化 2
真っ白だった前翅が今日は色がついていました。 まだ赤色でニジイロクワガタらしくはないですが、そのうち緑色やピンク色になるのでしょう。 夕方になっても色彩に変化はありませんでしたが、お腹を動かしながら後翅を折りたたんでいました。 しかし、よく見ると前翅がしっかりと閉じていません・・・うーん残念・・・ハネパカであったか?
View Article結果はメガネ紛失だけ
川根に用事があって出かけました。 兄の営んでいる店?の前からは大井川が広がりSLの走る鉄道がよく見えます。兄のお店に来られる方々の中にはここを通るSLを撮影する人たちも多いということです。 SLに興味のない私は線路沿いの河川敷にあるヤナギ群落とその周りにある流木が気になり、写真撮影だけでもという思いで調査することにしました。 河川敷に下りるとすぐに黒色をした古い朽木が見つかりました。...
View Articleカメムシ幼虫がいました
せっかくの休日でしたが朝から雨が降り続き、家の中でテレビを見たり小説を読んだりして過ごしました。 お昼過ぎになって雨がやみ、薄日が差してきたのでタバコを吸いに表に出ました。 秋に剪定したアジサイを見ると、もう新しい芽が出ています。 その下でなにかが動いていたので「こんな寒い時期になんだろう?」と見るとカメムシの幼虫でした。...
View Articleオオヅハイイロハネカクシ
本種はクロクサアリの行列付近で見つかりますが、私の尊敬するYTさんが静大に在籍していた頃に二人で静大裏山で採集しました。 その当時、静岡県のムシ屋はカミキリムシ調査が主流で静岡県産アリヅカムシは誰も調査しておらず採集の度に変わった種類が見つかるので、夜にYTさんの所に持っていっては一緒に酒を飲みながら顕微鏡をのぞき「すごいすごい」と大喜びしたものです。
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