クワガタ幼虫採集体験　

子供たちの冬休みに合わせて暮れのクワガタ幼虫採集体験を行いました。
２８日と２９日に実施予定でしたが、１回目の２８日は仕事納めの方々が多く２９日にまわってしまい今回は２組のご家族が参加ということになりました。

流木の朽ち具合を覚えてクワガタの入っている木を探しますが、最初なのでよくわからなかったようです。
「これには入っていそうですよ」と何本かを教えてあげると「幼虫がいたぁ」と子供たちは歓声を上げて喜んでいます。

「幼虫のいる材は何となくわかったようです」と自分たちで材を探せるようになりました。
小さなお子さんは「成虫も採りたい」というので「手で崩せるような材には成虫がいます」と教えると何頭かのコクワ成虫を割り出したようでした。
いつもそうですがコクワガタばかり出るので、しばらくすると「ヒラタも採ってみたい」とのリクエストが入ります。
「ヒラタは土の中に埋もれている材を探さなければなりません」と言ってヒラタ幼虫の探すことになりました。
・・・といっても簡単に見つかるものではないので「探し方だけでも」と掘っていると、うまい具合に何頭かが出てくれました。

今回参加した家族は持ち帰りケースを１個しか持ってなかったので、すぐにいっぱいになってしまいました。

カブトムシ幼虫も採れたのでお子様は大喜びです。同い年だったのですぐに仲良しになり「これをあげる」などと言ってお互いの戦利品を分け合っていました。



私は越冬ゴミムシ類を探すことにしてましたが、これといった種はいませんでした。アオゴミのなかに混じって色の違うものがいたので持ち帰ることにしました。

家に帰ってから調べるとムナビロアオゴミムシでした。


ついでに採ったヒラタ幼虫です。ほとんどが♀でした。

特に大きなものは♂だと思ってましたが・・・これも♀でした・・・残念！