再度　表富士へ

何となくヒメオオクワガタ幼虫の採り方がわかったようなので、性懲りもなくまた表富士に行ってきました。
狙いはヒメオオですので、太い立ち枯れを探します・・・といっても先週行った場所とほとんど同じ所ですが。

とりあえず簡単に削れる部分にムラマサを打ち込むと、当然のようにアカアシが出ました。
何頭かアカアシの成虫や幼虫を出していくと、さすがのムラマサをもってしても歯が立たない白腐れ部分が現れました。
しかも、ヒメオオのそれらしい食痕もあります。

ここで、必殺のタコトレ君を取り出してガシッガシッと割っていくと・・・

いました！
頭しか見えませんが大きさからヒメオオに違いありません！


先ほどまで採っていたものよりもずっと大きな幼虫です・・・ヒメオオだったらいいナ！

ヒメオオらしき幼虫１頭出した後は、なれない作業で疲れてしまい林の中をウロウロすることにしました。


もう、固い材は諦めて苔生した古い倒木を調べることにします。


空洞部分の土化した部分をサクッと掘ると、びっくりするほど大きな幼虫が出ました。

「こんな高標高にもカブトムシがいるんだ？」と思ってよく見ると、カブトムシ幼虫ではなくコガネムシ幼虫です！
以前安倍川で見つけたコガネムシ幼虫よりも大きいかもしれません？

この辺りで大きなコガネといえばミヤマオオハナムグリなどが考えられますが、ハナムグリ類の幼虫とは大きさや体形が違います。
他ではオオチャイロハナムグリが考えられますが、幼虫を見たことがないのでわかりません。
どんなコガネになるのか楽しみなので、黒土化したものと一緒に袋に入れて持ち帰ることにしました。


家に帰ってからタバコを置いて大きさを比較してみました。

ＰＳ
ネットで調べると、どうやらオオチャイロハナムグリの幼虫のようです。