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Channel: 昆虫採集記
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6月のクワガタ幼虫採集体験 

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この時期は河原の草丈が大きくなっていて流木のある場所まで行くのに苦労するので材割り採集は冬のほうがいいのですが、お子さんがどうしてもクワガタ幼虫の採り方を覚えたいというので「見つかるかどうかわかりませんが・・・」と案内することにしました。

思った通り草が大人の背丈ほどに伸びていて流木がどこにあるのかわからなくなっていました。
お母さんと小さなお子様二人ですので自分が先頭になり草を押し倒して通り道を作りながら進み、なんとか流木のたくさんある目的の場所に着きました。


どんな材に幼虫がいるのか説明するとさっそく流木をひっくり返し湿った所を削ります。
小さなコクワガタ幼虫を自力で見つけ大喜びしているお兄ちゃんは昆虫なら何でも興味があるのでカミキリムシの幼虫もしっかり採っています。


小さなお嬢さんでも探せるよう柔らかな材を探してあげると、手で材を崩して新成虫のコクワ♀を見つけました。

しばらくすると持ってきた容器がいっぱいになりましたが、暑い日だったので容器の中の温度が高くなってしまい、採集品がグッタリしてしまいました。自分はこの時期に材割り採集するのは初めてだったので「やばい!このままでは全部ダメになってしまう」と涼しい木陰に場所を変えることにしました。


ここでは地面に半分埋もれた材からヒラタ幼虫が出たので二人ともテンションが上がりやる気十分です。
が・・・何にしても草に覆われているので材を見つけるのがたいへんでした。
2~3本を削り小さなヒラタ成虫♂などを見つけた後「草が枯れている冬に来た方がいいみたい」ということにして切り上げることにしました。



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