虫捕り

静岡から見えられた仲良し家族と昆虫館の周りで虫捕りをして遊びました。
きょうは曇り空でしたのであまり虫はいませんでしたが、生き物好きの子供たちは次々と捕まえてきて「これは何？」と聞いてきます。
「変なセミがいた！」というので見ると羽化したばかりのクロメンガタスズメでした。
子供たちがセミと言っていたので覗いていたお母さん方でしたが、ガのなかまと判ると逃げ回っていました。


幼稚園の子供なのに昆虫大好き少年ばかりなので、けっこうマニアックな昆虫も知っていて「ヒゲコメツキがいたよ」


３人が並んでいますが、実はそれぞれが虫を捕まえているのです。
いちばん手前の子はジョウカイボンを採っていました。
真ん中の子はキマワリを突っついて遊んでいます。
一番奥の子は見事にモンシロチョウをネットイン。


途中休憩をして、お互いの成果を報告しあっているみたいです。


ここではアマガエルを見つけて捕まえました。ちょうど３匹いたのでそれぞれ手掴みして喜んでいました。

子供たちが小さな生き物を捕まえて遊ぶ様子は、周りからみると少し残酷なことのように見えますが人間の成長過程に於いては大いに意義のあることと思います。何もさせずに理想論ばかり掲げるのではなく、幼いうちにいろんな物に関心を持ち幼稚な実体験の中から人間的な感情や生命の大切さを覚えていくのだと思います。