私は4人兄弟の末っ子で、幼いころに教わった祖父の格言についてのエピソードを紹介します。
兄弟4人とも自然の中で自由奔放に育ちましたが、ある時兄たちがムササビを捕ってきたときの話です。
わんぱく兄弟は神社の杉の木にいたムササビを見つけ珍しさも手伝ってか夢中になって石をぶつけて殺してしまいました。
初めて手に入れた獲物を自慢げに持って帰ってきたのですが、それを見た祖父の言葉にびっくりしたそうです。それは・・・
兄たちが獲物のムササビを自慢げに見せると、祖父は「お前たちは何ということをしてしまったんだ」と本当に困ったという顔をして言ったそうです。「何の目的もなく生き物を殺すことは無益な殺生だから、お前たちで食べてしまうしかない!」と言われたそうです。
現在と違って祖父の威厳は絶対的だったので、兄たちは仕方なくムササビを焼いて食べたそうです。
そのムササビの味はとてつもなくまずかったので「もう絶対に無益な殺生はやらない」と心に誓ったそうです。
先のブログで「セグロアシナガバチの巣をとって中身をフライパンでいためて食べました」と何気なく書きましたが、食べる理由のひとつには祖父の格言が今も私の中で生きているということです。
兄弟4人とも自然の中で自由奔放に育ちましたが、ある時兄たちがムササビを捕ってきたときの話です。
わんぱく兄弟は神社の杉の木にいたムササビを見つけ珍しさも手伝ってか夢中になって石をぶつけて殺してしまいました。
初めて手に入れた獲物を自慢げに持って帰ってきたのですが、それを見た祖父の言葉にびっくりしたそうです。それは・・・
兄たちが獲物のムササビを自慢げに見せると、祖父は「お前たちは何ということをしてしまったんだ」と本当に困ったという顔をして言ったそうです。「何の目的もなく生き物を殺すことは無益な殺生だから、お前たちで食べてしまうしかない!」と言われたそうです。
現在と違って祖父の威厳は絶対的だったので、兄たちは仕方なくムササビを焼いて食べたそうです。
そのムササビの味はとてつもなくまずかったので「もう絶対に無益な殺生はやらない」と心に誓ったそうです。
先のブログで「セグロアシナガバチの巣をとって中身をフライパンでいためて食べました」と何気なく書きましたが、食べる理由のひとつには祖父の格言が今も私の中で生きているということです。