昔のこと

私の兄は川根で「お茶ぼっこ」という茶店（ちゃみせ）を開いています。
ほとんどお客の来そうもない場所でのんびりと毎日を過ごしているみたいですが、それでもファンがついてくれているようで兄のブログを見る限りでは楽しそうです。

兄は最近お店にパソコンを入れたのでブログはほぼ毎日・・・多いときは一日に何度もブログの更新を行っています。
なかでも、昔ネタには自分の知らなかったことなどもあり「ふーん、そうだったのか？」と感心してしまいます。

このところブログネタに苦労している自分ですが、兄のブログを見て少年時代のことをいろいろ思い出しましたので順次紹介していこうと考えております。

最初のノコギリクワガタ
私の記憶の中で最初にノコギリクワガタを採った時の話です。

私は4人兄弟の末っ子で、すぐ上の兄とは5歳も年が離れています。
なので、兄弟で遊んだという記憶はほとんどありませんが、たったひとつ鮮明に覚えているのは生まれて初めてノコギリクワガタを次兄と一緒に採ったという出来事です。

次兄とは７つも年が離れているので一緒に遊んではもらえませんでした。
自分が何歳の時だったのかわかりませんが、夏休みのある日、朝早くに次兄の乗る自転車の後ろに乗って出かけ「俺が蹴飛ばすからあの辺をしっかり見ていろ」と言われハンノキの下の道路を見ていると、兄が蹴飛ばすと同時にバラバラとたくさんの虫が落ちてきました。
ほとんどがカミキリムシ（ハンノキカミキリ）でしたがひときわ手ごたえのある音がした所を見ると・・・牡牛のようなりっぱなツノを持つ大きなノコギリクワガタが落ちていました・・・

・・・その後のことは覚えていませんが、兄のこぐ自転車の後ろでノコギリクワガタをしっかり握りしめて家に帰ったのだと思います。